ドバイからモロッコへ

年に一度の海外旅行。
今回は中東からアフリカの大地を踏んで来た。

そもそも「中東ドバイからアフリカはモロッコ」なんて、憧れでしかなく
まさかこの私が行けるなんて思いもよらなかった。
そんな話がにわかに現実味を帯びたのも、トモちゃんからの一言だった。
この歳と身体の大きさを考えると10時間以上機内のエコノミー座席で
過ごすのは耐えられなく成って来ていたので。
しかし、そんな杞憂を一掃させてくれる一言がトモちゃんの口から発せられました。
「ドバイまでビジネスクラスで、しかも料金は通常の1/10!どうせだったら
モロッコまで行きましょう!」

これにはビックリ!乗らない手はないでしょう。
持つべきは「トモ」いや「友」です(^^)

旅程はエミレーツ航空が毎日就航している「関空からドバイ経由でモロッコに入り
二日ほど滞在し、帰りはドバイで一泊し帰路に就く」という寸法。
限られた日程でこれをこなすには、全体の半分近くの移動時間が必要になる。
しかし憧れのモロッコ、アフリカの大地をこの足で踏めるのです。

11/19羽田からJALのシェアー便で関空へ。
ここから海外路線23:20発エミネーツ航空EK317便に乗り込む。
旅の出発は、いやがおうにも旅情を誘う夜がいい。
ゲランでも「夜間飛行」という有名な香水があるくらいだ。


ビジネスのシートに納まると、まずはウエルカムドリンクとしてシャンパン、
モエドシャンドンが待っている。
そこからは怒涛のごとく、軽食、メインコース、デザートと続きます。
もちろんアルコール(シャンパン、ワイン、ビール、カクテル、日本酒、スピリッツ、
リキュール)飲み放題♪
f0122681_1162641.jpg

f0122681_1165620.jpg

f0122681_1172788.jpg

f0122681_1175918.jpg

何しろ英語、日本語、アラビア語のメニュー15Pとワインリスト4Pが配られるのですから。
如何にタダといって、ホームレスや欠食児童の様に、がっついては日本男子の孤剣に拘るので、
ここはワイン、カクテル、ジン1本(ミニチュアボトル)で済ませました。

搭乗し6時間程たってからでしょうか、寝静まった機内の窓から外を見た瞬間息をのんだ!
月明かりに照らし出された真っ白い「世界の屋根」がどこまでも続いている。
f0122681_11331245.jpg

神が創ったとしか思えないその景色から目が離せない。
人間、誰一人として寄せ付けない、畏れにも似た神々しささえ感じる光景なのだ。
こんな光景を観れるのもこのラインならではのものだろう。

約11時間20分かけてドバイ国際空港に5:40到着。日本との時差5時間
f0122681_119843.jpg

この空港ターミナルビル、何しろでかい!そして長い!
f0122681_11101592.jpg

いくつのテナントが入っているのか数えるのも嫌になるくらいだ。
さすが世界の金持ちが集まる国らしく、ビルの中には真っ白なベントレーの
オープンカーや最新のポルシェなどが展示してある。
そしてこの展示車、なんと抽選で当たるらしい!?何とも豪勢な話である。

そこから約9時間かけて、とうとうあのカサブランカへ到着!
ドバイとの時差4時間
f0122681_11105968.jpg

羽田を出発してから丸一昼夜を費やし憧れの地へ到着した。
ここは往時の映画の舞台、ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマンの「カサブランカ」
そしてゲーリー・クーパーとグレタ・ガルボの「外人部隊/モロッコ」などだ。
そこは、私にとっては異国のなかの異国と写っていた。
だから余計に憧れに変わったのだろう。
この二つの映画のラストシーンも胸を打つものだった。


ここからは宿泊先が手配してくれた車でマラケシュに向う。
最初はハノイ空港から市内へ行くのとさほど変わらない農村風景だったが、
小一時間ほど走ると景色は一変する。
赤茶けた大地に独特の格好をした木々がまばらに生えている。
ここは紛れもなくアフリカという事を実感する。
f0122681_11135914.jpg

f0122681_11144857.jpg

約4時間かけてモロッコ1の都市マラケシュに入る。
市内や市場の喧騒を横目に見ながら細い迷路のような路地を抜け「アンサナ・リアド・
コレクション・シ・サイード」に到着。

f0122681_11153834.jpg

f0122681_11162344.jpg

リヤドとは、古い邸宅を用いた宿。
路地裏にある小さな扉を開けて進むと、目の前に広がるのは麗しいイスラムの世界。
中庭を囲むように作られた建物は、強い日差しと街の喧騒を遮断して別世界のように
静かで涼しい。
そして、その圧倒的なイスラムの美に息をのむ。
f0122681_1117232.jpg

f0122681_11181512.jpg

f0122681_1120287.jpg

f0122681_11205436.jpg


当日は宿泊者の為のパーティーも催されるとの事で本当にラッキー!
f0122681_11223574.jpg

f0122681_1123634.jpg

f0122681_11234473.jpg

f0122681_11241521.jpg

f0122681_11245418.jpg
f0122681_11252864.jpg


モロッコのオリジンでもあるベルベル人の音楽を聴きながら飲み、喰い、かつ
長旅の疲れも忘れ、私はベリーダンサーの美女と踊りました(^^;
盛り上げると音楽に合わせ、リアドのスタッフ達も全員で手ばたきと合唱で答える。
f0122681_17312535.jpg

飲み物をサーブしてくれるスタッフの前で、日本でもヒットしたカサブランカの一節を
歌った事により、その時点から私の愛称は何と「カサブランカ」に成ってしまった!

f0122681_11262798.jpg

こうしてモロッコの一日目は私の瞼と同じ様に閉じていくのでした。
by sammy-mola-art | 2010-12-10 11:35 | 好きなもの
<< ドバイからモロッコへ 二日目 みちのくの小京都 角館 >>