秋の東北へ

先週ある催しの全国大会が一関で開催されるというので、誘われるまま行って来た。
良い季節に入り遠出をするのには一番である。
東京を9時過ぎ車二台に分乗し首都高から東北自動車道を一路一関を目指す。
当日は三連休と云う事もあり道路の混雑も相当なもの。
何と9時間を要し、午後6時半頃一関は「蔵ホテル」に無事到着。
明日の催しが午後二時からなので午前一杯を費やし平泉観光を予定。

当日は薄曇の天気だったが清々しい朝。期待できそうである。
ホテルから平泉までほんの20分少々。
まずは藤原氏が築いた浄土庭園を有した寺「毛越寺」(モウツウジと読みます)へ。
門を入るなり広々とした庭園は、四囲の借景と相まって800年経った現在も変わらぬ
美しさを見せている。
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ここには「大泉が池」という美しい池がある。
典型的な浄土庭園で、かつてこの池に船をうかべ管弦の楽を奏したという。
何とも雅である。
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その大泉が池には最も印象的な、荒磯の趣きを表した「出島石組」と「池中立石」がある。
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広々とした庭園は、きらびやかと云う形容はあたらないが楚々とした美しさが漂う。
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「毛越寺常行堂」
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最後にまわったのは「遣水」(やりみず)という山水を池に取り入れるための水路。
しかしながら“たかが水路”ではない。
その水底には玉石を敷きつめ、蛇行する流れに水切り、水越し、水分け等の石組みを配している。水辺に咲く四季の草花と相まって素晴らしい景観を形作っている。
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この遣水は平安時代の完全な遣構としては日本唯一のものとか。
素晴らしい!の一言。

次は天台宗東北大本山・中尊寺を目指し急な山道を歩きます。
結構な急斜面の道で500メートル近く登りました。
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道の左右には鬱蒼とした杉林が広がります。
本堂、弁慶堂を見て、ついに金色堂に到着。
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金色堂(皆金色の阿弥陀堂)そのものはこの建物の中に有ります。
阿弥陀堂は荘厳の限りが尽くされ、まさに極楽浄土を現世にあらわしているかのよう。
此処には、初代清衡公、二代目基衡公そして秀衡公の御遺体が納められてる。

中尊寺のなかには能楽堂もあった。
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当時、静御前はここで義経を思い「しずやしず しずのおだまき繰りかえし
むかしを今に・・・」と舞ったのだろうか?

しばし、遠い昔に思いを馳せる。
by sammy-mola-art | 2010-10-21 18:20 | 好きなもの
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