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みちのくの小京都 角館

盛岡から田沢湖をぬけ「こまち」で小一時間。
静かな駅に降り立って武家屋敷を見学する事に。
角館は武家町(内町)と商人町(外町)に分かれている。
北側に位置する武家町は深い木立に覆われていて当時、元和6年(1620)
の頃は武家屋敷だけでも80戸あったという。
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そして商家は350戸をかぞえたらしく、秋田藩の支藩では最も大きな
城下町を形成していたという。
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日本家屋が好きな私にとっては溜息の出るような屋敷ばかり。
それではしばし、ご堪能あれ。

小田野家の母屋と庭
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河原田家
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角館の流れ
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寺子屋の灯
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角館でも最も有名な青柳家の蔵。現在は「ハイカラ館」としてコーヒーショップに
成っている。
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通りから大村美術館に向う途中、塀から赤く実ったザクロが顔をのぞかせていた。
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東北はこれからが秋本番。
そして、角館がもっとも輝ける季節に入ります。
by sammy-mola-art | 2010-10-21 18:37 | 好きなもの

秋の東北へ

先週ある催しの全国大会が一関で開催されるというので、誘われるまま行って来た。
良い季節に入り遠出をするのには一番である。
東京を9時過ぎ車二台に分乗し首都高から東北自動車道を一路一関を目指す。
当日は三連休と云う事もあり道路の混雑も相当なもの。
何と9時間を要し、午後6時半頃一関は「蔵ホテル」に無事到着。
明日の催しが午後二時からなので午前一杯を費やし平泉観光を予定。

当日は薄曇の天気だったが清々しい朝。期待できそうである。
ホテルから平泉までほんの20分少々。
まずは藤原氏が築いた浄土庭園を有した寺「毛越寺」(モウツウジと読みます)へ。
門を入るなり広々とした庭園は、四囲の借景と相まって800年経った現在も変わらぬ
美しさを見せている。
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ここには「大泉が池」という美しい池がある。
典型的な浄土庭園で、かつてこの池に船をうかべ管弦の楽を奏したという。
何とも雅である。
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その大泉が池には最も印象的な、荒磯の趣きを表した「出島石組」と「池中立石」がある。
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広々とした庭園は、きらびやかと云う形容はあたらないが楚々とした美しさが漂う。
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「毛越寺常行堂」
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最後にまわったのは「遣水」(やりみず)という山水を池に取り入れるための水路。
しかしながら“たかが水路”ではない。
その水底には玉石を敷きつめ、蛇行する流れに水切り、水越し、水分け等の石組みを配している。水辺に咲く四季の草花と相まって素晴らしい景観を形作っている。
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この遣水は平安時代の完全な遣構としては日本唯一のものとか。
素晴らしい!の一言。

次は天台宗東北大本山・中尊寺を目指し急な山道を歩きます。
結構な急斜面の道で500メートル近く登りました。
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道の左右には鬱蒼とした杉林が広がります。
本堂、弁慶堂を見て、ついに金色堂に到着。
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金色堂(皆金色の阿弥陀堂)そのものはこの建物の中に有ります。
阿弥陀堂は荘厳の限りが尽くされ、まさに極楽浄土を現世にあらわしているかのよう。
此処には、初代清衡公、二代目基衡公そして秀衡公の御遺体が納められてる。

中尊寺のなかには能楽堂もあった。
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当時、静御前はここで義経を思い「しずやしず しずのおだまき繰りかえし
むかしを今に・・・」と舞ったのだろうか?

しばし、遠い昔に思いを馳せる。
by sammy-mola-art | 2010-10-21 18:20 | 好きなもの

BBQ&酒蔵訪問

過日、良い季節に入ったので奥多摩でBBQと小澤酒造の酒蔵を訪問して参りました。
横浜から電車を乗り継ぎ、所要時間2時間30分以上掛かりましたが、降り立った
軍畑は、山の中腹に在る小さな駅でウィークデーは無人駅に成ります。
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駅から、かなり急な坂道を下り甲州街道10分ほど歩くと小澤酒造が経営するBBQ
会場に到着。
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まずは有志がピザ作りに挑戦。
各々に分けられた丸いピザ生地は弾力があり平らに伸ばすのに一苦労。
作ったほとんどがいびつでも、好きなトッピングを乗せると何とか形に成るものです。
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200度以上に熱せられたピザ釜に各々のピザを入れていきます。
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焼き上がりのピザは生地から手作りのため本当に美味しい!
こんな美しいロケーションのなかで食べるのだからなおさら。
会場からは奥多摩のせせらぎが。
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この後はいつもどうりの飲んで喰っての宴会と相成りました。

当日は、この催しの有志である方の知り合いと云う事もあり、小澤酒造(清酒-澤乃井の
醸造元)のご当主が酒持参で仲間入り。
BBQの後は、ご自身が案内役を務めてくれての酒蔵見学
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小澤酒造の入口。何とも白壁が良いですね~雰囲気です。
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酒蔵見学の前には必ず靴に付いている雑菌を此処で取り除きます。
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蔵の中は窓が有りません。清酒造りに陽の光は天敵。だからひんやり!
そして清酒の良い香りが漂っています。
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清酒はその年その年によって微妙に味が変わります。
その為この酒を愛してくださる顧客のため「蔵守酒」なるものを大量に保管しています。
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最後に案内されたのが酒造りに最も大事な水、仕込み水です。
清酒に適した水は軟水。しかし蔵のある場所には硬水しか湧かず、川を隔てた
山から湧き出た仕込み水を高低さを利用し酒蔵の中へと導いています。
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小さな電球を燈したガラス越しに見える仕込み水は、鍾乳洞に入った時に見た
湖水の様で神秘的でもある。

スコットランドではウイスキーの事を、その昔ウスケボー(命の水)と言い、
その語源が今のウイスキーに成ったといわれています。
日本では酒を(きちがい水)なんて呼ぶことも有りますが、それは酒のせいでは
ない訳で、とんでもなく迷惑な話でしょう。
場を和やかに、気持ちを高揚させてくれ、適量飲めば長生きも出来る“それ”は、
やはり「百薬の長」としてあるべきものでしょう。

今宵は小澤酒造・元禄蔵熟成純米酒「澤乃井ひやおろし」を、のど黒の煮付けを
肴に一献といきますか。
by sammy-mola-art | 2010-10-16 16:33 | 好きなもの